巨人の「ナオキ」躍動! 頭脳プレーでマジック減らしに貢献

2020年10月01日 21時24分

4回、適時打を放つ巨人・吉川尚

 巨人の「ナオキ」が1日の広島戦(マツダ)で躍動した。2点リードの4回二死二、三塁で吉川尚輝内野手(25)がコイ先発・スコットの直球を右前適時打。そこからが「ナオキ」の本領発揮だ。足の遅い二走・ウィーラーの生還を助けるため、すかさず二塁へ向かった。返球をカットしたコイ守備陣は狙い通り一、二塁間で挟殺プレーに入り、吉川尚はアウトになったもののウィーラーは悠々と生還。見事な頭脳プレーで貴重な得点を「演出」した。

「チャンスだったので追加点を取りたいと思って打席に入りました。2打席凡退していたので、いい結果になってくれて良かったです」

「ナオキ」といえば大人気ドラマ「半沢直樹」と名前が同じだが、こっちの「ナオキ」も頼もしい。9月は2度のサヨナラ打を含む打率3割5分2厘と絶好調で、巨人の最速マジック点灯に貢献。半沢同様に他球団にこれでもか、と切り込む「いい仕事」を決めている。番組が終わっても、こちらの方も楽しみだ。

 この日は「ナオキ」だけでなく〝主役級〟も活躍。初回二死一、二塁で丸が先制打を放ち、「得点圏だったので何とかランナーを返したいと思っていました」と笑顔。3回には坂本が2000安打まであと「32」と迫る右中間フェンス直撃の適時二塁打。「チャンスを広げるために、つなぐ意識でスイングしました。追加点が取れて良かったです」と白い歯を見せた。

 投げては先発サンチェスが7回3失点にまとめて6勝目をマーク。優勝マジックは21となった。他球団に「おしまいDEATH!」とぶっ放せる日も近い。