即座に結果を出した。楽天・小郷裕哉外野手(24)が30日のソフトバンク戦(楽天生命パーク)で今季初本塁打を放った。4点リードで迎えた2回先頭の第1打席、相手先発・武田の投じた146キロの外角球をとらえ、左翼席へと叩き込んだ。逆方向への鮮やかなソロアーチに本拠地は万雷の拍手に包まれた。

 この日、一軍出場選手登録され「9番・右翼」で先発出場。昨年9月3日の敵地ソフトバンク戦でプロ初本塁打を放って以来の通算2号弾となり、いきなり大仕事をやってのけた。「打ったのはストレートです。久しぶりのスタメンだったので絶対に結果を出してやろうと思って打席に入りました。最高の結果になって良かったです」とプロ2年目の若武者は笑顔で振り返っていた。