ソフトバンク・武田翔太投手(27)が30日の楽天戦(楽天生命)で2回途中3四球7失点と乱れ、2試合連続の早期降板となった。1回0/3でマウンドを降りるのは、昨年5月1日の危険球退場と並ぶ自己最短。前回登板となった9月23日のオリックス戦でも3回5四死球6失点と荒れ、雪辱を期していた右腕にとっては屈辱のマウンドとなってしまった。

 2試合連続の背信登板に、工藤監督は試合開始から50分で交代を告げた。指揮官は戦前、武田について「同じことは何度も繰り返さないと思っている。今日は修正した姿を見せてくれると思っている」と奮起を促していただけに、何とも歯がゆい展開となってしまった。