冴えまくる原采配! 1イニング3度のエンドランで逆転

2020年09月29日 19時37分

3回、同点適時打を放った巨人・松原

 巨人は29日の広島戦(マツダスタジアム)で原辰徳監督の采配が冴えわたり、1イニング3度のエンドランを決めて逆転に成功した。

 劣勢を覆したのは0―1の3回だ。先頭の若林が四球で出塁すると、菅野の打席でバントエンドランを決めて一死二塁に。さらに吉川尚の死球で一死一、二塁となると、再び原監督が動いた。2番の松原が2ボールと打者有利のカウントになったところでランエンドヒットを仕掛け、右前適時打で同点に追いついた。

 なおも一、三塁のチャンスでまたもや原采配が炸裂した。次打者の坂本のカウントが1ストライクとなり、一走だけがスタートするエンドランを仕掛けたのだ。坂本の遊ゴロは「6―4―3」と送球されたが、スタートを切っていた松原は二塁セーフ。その間に三走の吉川尚が悠々と生還し、この回は1安打で2点を挙げて主導権を奪い返した。

 同点打を放った松原は「追いつけて良かったです。次につなぐ気持ちしかなかったです」と安堵感をにじませた。指揮官の采配に応えるGナイン。原野球が着実にチームに浸透している。