広島・床田やっと2勝 もう一度「野球ノート」やり直せ!の声

2020年09月26日 06時15分

6回に本塁生還した鈴木(右)を迎える広島・床田

 広島・床田寛樹投手(25)が25日のDeNA戦(マツダ)で先発し、7回1失点の好投を見せて2勝目を挙げた。

自身5連敗中が嘘のように最速149キロを計測した直球主体に、力で押す投球で9奪三振。お立ち台では「ファンの声援が力になって、自分の力以上のものが出せた。不甲斐ない投球が続いたので、後半は少しでも返せるように頑張ります」と入場制限が緩和されたことで詰め掛けた1万5035人のファンに宣言した。

 そんな左腕に「今こそ野球ノートを再開せよ」との注文が出ている。昨年6月14日の楽天戦(楽天生命)では2回途中7失点で壮絶にKOされベンチで号泣。その時に先輩ナインから「野球ノートを付けたほうがいい」という指令を受けて以来、どこに行くにもノートを持参し「自分が気づいたことや先輩から言われたことをメモするようにした」(床田)と投球の勉強に没頭。それが功を奏し、最終的には7勝に到達した。

 ただ、手応えをつかみ始めた昨季の終盤以降は野球ノートを終了。これが影響したのか、今季は不振が続いていたとあってチーム内からは「ずっと勝てなくて、頭も混乱していたはず。やっと2勝目を挙げて気持ちに余裕もできると思うから、今までの試行錯誤ぶりを野球ノートを付けて今後につなげるべき。ポテンシャルは高いんだから」(球団関係者)との声が上がり始めているのだ。

 佐々岡監督からも「こういう投球ができることを自信にしてほしい」と期待を寄せられている。ノート再開で大逆襲といきたい。