日本ハムが25日、オリックス戦(京セラドーム)に2―9で大敗した。

 前日の西武戦(西武ドーム)で見せた20安打12得点の猛攻とは打って変わり、この日は打線がつながらなかった。初回から一死二塁とチャンスを作るも、近藤、中田と頼りのクリーンナップが倒れ無得点に。続く2回にも一死三塁と再びのチャンスとしたが、昨日4安打と大活躍のビヤヌエバが一飛、清宮が見逃し三振に終わり2イニング連続で好機を棒に振った。

 6回に中田の適時打、7回に近藤の適時内野安打で2点を返したが、この日の打線にはそれが精いっぱい。投手陣も先発・マルティネスが3回1/3を投げて6失点、救援陣も3点を失う計9失点と投壊。加えて、3回の守備の際にはビヤヌエバが走者・太田と激突するアクシデントから、途中交代となった。投打もかみ合わず、踏んだり蹴ったりな試合となった。

 リーグ順位こそ変わらなかったものの、5位・西武が勝利したためにゲーム差は0・5に縮められた。シーズン後半、何とか意地を見せたいところだが…。