広島・野村示せぬ存在感…明大後輩・森下と立場逆転

2020年09月24日 05時15分

今季最短KOの野村に指揮官も苦言を呈した

 後輩に追い越されてしまうのか。広島・野村祐輔投手(31)が23日の巨人戦(東京ドーム)に先発し3回4失点で2敗目を喫した。同一カード3連敗阻止を託されてのマウンドだったが、四球から適時打を浴びるなど最悪の内容でKOされ「先発の役割を果たせず、チームに申し訳ないです」とガックリ。佐々岡監督も「毎回同じようなコメントだけど先発がしっかりしないといけない」と苦言を呈した。

 到来したチャンスをなかなか生かせない。2018年に開幕投手を務めた野村は「他球団のエースと対戦することができていい経験になった。もう一度という思いはある」とかねて〝開幕投手奪還〟への思いが強かった。2年連続で大瀬良大地投手(29)に譲っているものの、まだまだ老け込むつもりはない。ましてや開幕投手争いのよきライバルである大瀬良が右ヒジの手術に踏み切り、K・ジョンソン投手(35)も二軍調整中の今こそが真価を発揮する時のはず。

 しかし、正念場の9月は2勝こそしているものの、防御率は8・10と結果を出せていない。そればかりか、チームトップの6勝を挙げて新人王争いを繰り広げる明大の後輩でドラフト1位ルーキー・森下暢仁投手(23)に活躍ぶりで水をあけられつつあるのが現状だ。

 先発ローテでは最年長の野村。経験を生かし、今後の登板で巻き返すことはできるか。