西武・辻監督 3試合ぶりの高橋光&森コンビに歯切れ悪く「バッテリーの責任」

2020年09月22日 23時01分

左から森、高橋光、西口投手コーチ

 西武は22日の日本ハム戦(メットライフ)に1―5で敗れ借金5。このカードの通算成績は5勝11敗となった。

 ここまで9月の登板3試合で防御率0・78と上昇気配だった先発・高橋光が4回途中8安打5失点降板で序盤に試合の主導権を手放してしまった。

 高橋は「調子自体は悪くなかった。(初回に中田の2ランで)先制点を与えてしまったのでズルズルいってしまった。(本塁打は)投げミスです」と反省。3試合ぶりとなった森とのコンビネーションに関しては「違い? 特にはもう…。自分がやることは一緒なので。先制点を与えてしまった。そこが、はい…。どういうふうに(試合を)進めていくかは話し合っていた。完全に失投で自分が悪いので(次回は)投げミスをしないよう、再現性を高めていきたい」と言うしかなかった。

 辻監督は「やっぱり(6連戦の)頭の試合で上沢相手に2点、2点では…。(中田に)追い込んでからの逆球、初球から来る打者(清水)への不用意な1球が2ランだからね。清水ぐらいにホームラン打たれているんじゃ、そんなに力がないのかと思ってしまうし。もう少し体を生かした角度のある真っすぐを意識しないと」と直接的には高橋に注文を出した。

 その上で3試合ぶりの森とのコンビには「(コーチが提案してきた)捕手が森になっていて、オレも当然、森でいくと思っていた。捕手で抑えたり、打たれたりという問題ではない。今日だって実際にあれだけ逆球を投げていたらやっぱり光成が悪いわけ。捕手が意図したところと違うところに投げてしまうというところもあるだろうし。全てが全て光成の責任でもないし、捕手の責任でもない。バッテリーの責任だから。ずっとやっていてお互いのサイン交換で納得して投げているとこっちは思っているから」とどこか歯切れの悪いコメント。

 そこには当然、重い守備の負担から持ち味の打撃が一向に上向かない主戦捕手・森への配慮がうかがえるが、制球に苦しむ投手に声を掛けるでもなく、マウンドへ行って励ますでもなく、ただ孤立させているだけの森が、その最低限の仕事を果たしていると言えるのだろうか。

 問題なのは西武首脳陣が正捕手・森の目指すべきレベルをどの程度に設定しているのかということだ。