広島・遠藤淳志投手(21)が22日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、5回4失点で降板した。

 3回に2点を先制された遠藤は、4回に長野の5号3ランで1点のリードをもらう。ところが、勝利投手の権利かかった5回、4番・岡本に逆転22号2ランを浴び、この回でお役御免。9回に味方打線が同点に追いついたため黒星は免れたものの、岡本との勝負について「もうちょっと厳しく投げられたら…」と反省を口にするしかなかった。

 ただ、リーグトップの防御率1・64を誇る巨人・菅野と投げ合ったことに「球界を代表する投手と投げ合えたことは僕にとってプラス」とキッパリ。「ストライク先行で投げてますし、ゾーンで勝負していた。見習わないといけない」と菅野の投球に成長のヒントをつかんだ様子だった。