日本ハムの清水優心捕手(24)が22日、西武戦(メットライフ)に「9番・捕手」で先発出場し、2回に2号2ランを放った。

 2点リードの2回一死二塁で1打席目を迎えると、相手先発・高橋光の投じた初球・146キロの速球を力強く捉え、打球はぐんぐん伸びて左翼スタンドへ。開幕カードとなった6月21日の西武戦以来、久々の一発とした。

 大きな援護点を獲得した清水は「このところチームに迷惑をかけていて、何とかしたいという気持ちが強かったので、投手を援護する追加点になってよかったです。今日から新しいカードで相手も変わるので、気持ちを切り替えていこうと思いました。チームの勝利のために全力で頑張ります」とあふれる思いを口にした。

 ベンチでは恒例の〝真顔パフォーマンス〟が行われ、この日は清宮が真剣な表情で中継カメラを見つめていると、清水と共に戻ってきた二塁走者の王が清宮の後頭部を小突いてツッコミ。予期せぬ事態に清宮も慌てふためくと、ベンチ内からは笑い声が沸いた。