DeNAのタイラー・オースティン外野手(29)が21日の阪神戦(甲子園)で7号同点ソロを放った。1点を追う4回、相手先発・岩田の投じた外角高めの初球ツーシームをとらえ、右中間スタンドへ叩き込んだ。

 逆方向への一発で試合を振り出しに戻した助っ人は、まず日本語で「ヤッター!」。そして「打った感触が良かったので本塁打になると思っていました。ここ最近あまり調子が良くなかったので、その中でボールを遠くに飛ばすことを意識して打席に向かいました」と続け、笑顔をまじえて振り返った。

 首の負傷から12日の中日戦(横浜)で約40日ぶりに一軍の試合へ復帰。本調子とはいかないまでも本塁打は復帰以降、9試合で3発とハイペースで量産している。