ヤングG打線を奮起させた村田二軍監督代行の初陣メッセージ

2020年09月20日 18時10分

試合終了後、ファンにあいさつする村田二軍監督代行

 巨人の村田修一二軍監督代行が20日、イースタン・リーグの楽天戦(ジャイアンツ球場)終了後に報道陣の取材に応じ、二軍監督代行を任された16日からの5日間を振り返った。

 元木一軍ヘッドコーチが16日、虫垂炎で入院したことに伴い、阿部二軍監督が一軍ヘッドコーチ代行に就任すると、スライドする形で村田二軍野手総合コーチが二軍監督代行に就任。急きょ指揮を任されることとなった〝男・村田〟だったが、ここまでの戦績は1勝1敗2引き分けとまずまずの結果。試合の勝敗以上に、打線の活躍が目立つ4試合となった。

 初陣となったDeNA戦(平塚)を9安打4得点で白星発進とすると、18日からの楽天戦(ジャイアンツ球場)では3戦連続の2桁安打を記録するなど、打線が爆発。特に楽天との対戦カードでは、序盤に大量リードを許しながらも、打線は一時試合をひっくり返すほど奮起し、リーグトップのチーム打率を誇る強力打線の意地を見せた。

 好調な打線について村田二軍監督代行も「よかったんじゃないかなと。どんどんいくスタイルは彼らのスタイルだと思いますし、僕もそう思って指導してますから」と確かな手応えを実感。要因は、どうやら初陣の日のミーティングにあったようだ。

 村田二軍監督代行は「若い投手が打たれた時に打ち返してあげることによって、助けられる部分があると思うんですよ。若い投手は野手が育ててあげるっていうくらいの、打たれても打ち返してあげるっていうくらいの気持ちは大事だから常に持ってほしい、肝に銘じて野球をするように、とは初日に伝えましたね」と、舞台裏で伝えたメッセージを明かした。

 熱い思いが伝わったのか、その後の試合では劣勢をはねのける打線の活躍が目立った。「初日からのいい流れが打撃では続いている。あまりいろいろなサインっていうのを僕も出せないので(笑い)。『ヒット打て!ヒット打て!』とはいつも言っているわけですから。勝てないのは残念ですけど、自分も勉強させてもらってます」と穏やかな笑みを浮かべた男・村田。その謙虚な姿勢と熱い闘志が、若手ナインの心にも響いたのかもしれない。