佐々岡カープ 今季11度目の延長戦で初勝利! ヒーローは〝全力ヘッスラ〟大盛!! 

2020年09月19日 23時15分

大盛、気合のヘッドスライディング!

〝11度目の正直〟で白星を拾った。広島は19日のヤクルト戦(神宮)に延長10回の末、3―2で逆転勝ちした。これまで10試合で2敗8分けと苦手にしていた延長戦では今季初勝利。ヒーローは育成出身の大盛穂外野手(24)だ。

 2―2の10回一死から堂林、田中広の連打などで相手守護神・石山を攻め立て、二死二、三塁から大盛が執念ではじき返した打球は二遊間へと転がった。二塁手の山田哲が追いつき、一塁へと送球したが、大盛のヘッドスライディングで一塁はセーフ。その間に三塁走者の堂林が生還し、勝ち越した。

 この日は新人の森下が7回4安打2失点ながら9奪三振と力投。1―2の8回に堂林の13号ソロで同点とし、そこからさらに一死一、三塁と勝ち越しのチャンスをつくったが、大盛は空振り三振、菊池涼も投ゴロに倒れて森下に7勝目をプレゼントすることはできなかった。

 最後の最後で殊勲の決勝打を放った大盛は試合後のヒーローインタビューで「前の打席、チャンスの場面で三振をしてしまったので、この打席は何が何でもという気持ちでした。(内野安打は)全力で走ろうと決めていました。打撃の方で何とか森下を援護できるようにと思っていたんですけど、なかなかうまくいきませんでした。結果的には最後に1点が取れて良かったです」とホッとした表情を見せた。

 7月24日に出場選手登録され、守備固めや代走、代打で信用を勝ち取り、ここ5試合は「1番・中堅」でスタメン起用が続いている。大盛は1万3126人が詰めかけた神宮球場で、スタンドの半分を真っ赤に染めたコイ党に向けて「せっかくもらったチャンスなので、僕はガムシャラに全力で毎日を過ごすだけです」と、さらなる活躍を誓った。