ソフトバンク連勝3でストップ…同点機に上林が三塁狙い憤死 工藤監督「暴走と好走は紙一重」

2020年09月19日 20時10分

8回に二、三塁間に挟まれてしまったソフトバンク・上林(左)

 ソフトバンクが19日の楽天戦(ペイペイ)に1―3で敗れ、連勝が3でストップした。逆転ムードも漂う展開で一押しを決めることができない消化不良の内容。敗れた2位・ロッテとのゲーム差を広げることができなかった。

 この日からペイペイドームでも5000人の人数制限が緩和。この試合は1万2000人に設定され、1万1931人の観客が詰めかけた。今後は定員の約50%となる2万人を上限として段階的に増やしていく方針だ。そんな大勢の鷹ファンに勝利を届けることができず工藤監督は「たくさん来ていただいているのにという思いはありました」と悔しそうな表情を浮かべた。

 打線が初対戦のルーキー・滝中を攻略しきれなかった。5回まで5安打を放つも無得点。6回に一死三塁とチャンスを広げてようやくマウンドから引きずり降ろすと、2番手・酒居から柳田が右前適時打を放ち、同点に追いついた。

 しかし、勝ち越しの1本が出ない。直後の7回に高橋礼が再び勝ち越しを許す。1点を追いかける7回、8回と先頭打者が四球で出塁するが得点できず。8回の攻撃では一死二塁でデスパイネの遊ゴロの間に二走・上林が三塁を狙って憤死すると、二塁を狙ったデスパイネもアウト。工藤監督は「先の塁を何とかという気持ちも分かる。難しいですね。暴走と好走は紙一重とも言いますし、あの瞬間って選手に判断を委ねるしかない」と反撃ムードがついえた併殺を振り返った。

 それでも「今日は残念ですが、勝つ時もあれば負ける時もある。結果をしっかり受け止めて、また明日しっかりとやっていきたい」と切り替えた指揮官。20日の楽天戦こそ勝利で4カード連続の勝ち越しを決め、Vロードへ着実に歩みを進める。