阪神・大山〝9月男〟や! 今月すでに8アーチ 矢野監督も「申し分ない」

2020年09月18日 22時44分

ナゴヤの虎党の拍手に応える阪神・大山

 阪神は18日の中日戦(ナゴヤドーム)に8―4で快勝した。勝利の立役者は文句なしに大山悠輔内野手(25)だ。

 チームの要の梅野隆太郎捕手(29)がこの日、ケガのため戦線離脱。そんな不穏なムードを大山が振り払った。まずは6回の第3打席。それまで初回の陽川のソロの1安打のみに抑えられていた相手先発・柳から連打と四球で無死満塁のチャンスを得る。ここで大山は柳の4球目のカットボールをジャストミート。「打った瞬間はファウルになるかなと思ったが、切れずに入ってくれてよかった」と語った一発は、左翼席に運ぶ特大の20号グランドスラムとなった。

 7回の2発目は一死一塁で3番手・藤嶋の変化球を捉えてのもの。「1点取られた直後だったのでもう1点、2点取れるようにしたかった」とコメントした通り、追加点の欲しい場面で仕事を果たし、勝利を決定づけた。

 この日の2発で9月に入って本塁打は8本目。巨人・岡本と並びホームランダービートップとなった。だが、大山は「一本一本、しっかり増やしていけるように頑張ります」と慢心することなく気を引き締める。

 矢野監督は「(1本目は)ワンチャンスで仕留めてくれたのは価値が高い。(2本目は)泳いだ形でもホームランになるのは下の粘りがあってのことだから、今日は申し分ないバッティング」とたたえた。

 首位・巨人はこの日DeNAに負けたためその差は少し縮んで9・5。厳しい数字は変わらないが、もう一度勝負どころをつくるためにも、大山の勝負強さ、粘り強さは欠かせない。