今季ワースト14失点の投手陣に辛口だった。5位・広島は18日のヤクルト戦(神宮)に5―14の大差で敗れた。投手陣が総崩れだった。計5投手で被安打16。これは12―12で引き分けた4日のDeNA戦の被安打17に次ぐワースト記録だ。

 佐々岡監督は自己ワーストの8失点をした床田が5回一死から本塁打を含む長短5連打を浴びた場面を問題視。「あそこも、もうひと踏ん張りというところ。打たれたのは全部、甘い球」と手厳しかった。

 また2番手の菊池保、その後の高橋樹、矢崎もピリッとしなかったことに「出る投手、出る投手が(ボールが)真ん中に入っていた。もっと『抑えてやろう』というものをマウンドで見せてほしい」とピシャリ。野手陣に守備の乱れもあったが「皆がカバーし合いながら、こういう試合をしないようにやっていかないといけない。もう一度引き締めて。特に投手がしっかりしないといけない」と最後まで厳しい表情だった。