チームの連敗ストップを託された中日・柳裕也投手(26)がまさかの背信投球だ。

 18日の阪神戦(ナゴヤドーム)で先発し、大山に満塁弾を浴びるなど6回途中を4安打5失点KOされた。

 立ち上がりの初回一死から陽川に右越えへ先制ソロを被弾したものの、2回から5回までは無安打ピッチング。このままスイスイと行くかと思われたが、魔の6回だ。

 2点リードしていたが、先頭の陽川、糸原と連続安打され、サンズには死球を与えて無死満塁のピンチを招いた。ここで5番・大山に甘い変化球を左翼スタンドへ突き刺され、逆転のグランドスラムを献上した。

 プロ入り初の満塁弾を浴びてしまった柳は「チームの雰囲気を壊してしまって申し訳ないです」とベンチでうな垂れるしかなかった。