投打がかみ合った。ヤクルトは17日のDeNA戦(神宮)に9―0で快勝し、8月16日以来の2連勝で9カードぶりの3連戦勝ち越しを決めた。先発の高梨は粘りの投球で5回無失点。中継ぎ陣も6回から近藤―中沢―マクガフ―長谷川の4投手が無失点リレーで今季3度目の零封勝ち。打線も7試合ぶりの2桁安打となる12安打9得点と爆発した。

 高津監督は先発の高梨には「結果は良かったんですけれども内容がモタモタしたところがあったので5回を終了したところで継投にしていこうと思いました」と厳しめの評価だったが「そのあとリリーフがしっかりと、(打線が)中盤の追加点を取ったところはすごくいいつながりをしたんじゃないかと思います」と満足そうに話した。