日本ハムが16日、ソフトバンク戦(札幌ドーム)に4―5で敗戦。リーグ5位に転落した。

 先発した杉浦が6回2失点と試合をつくれば、打線も奮起し、2回に大田、ビヤヌエバの適時打などで3点を獲得。だが、1点リードの7回に送り出した公文が誤算だった。

 13日に一軍に再昇格して以来初の登板となった公文だが、2本の安打と犠打、四球などから無死満塁のピンチを招く。安定感を欠く投球に栗山監督もたまらず投手交代を告げると、玉井を投入。それでも悪い流れは変えられず、柳田に押し出しの四球を与えて同点、続くデスパイネに勝ち越しの適時打を許し、試合をひっくり返された。

 結局、最後までその差は縮めきれず、痛恨の逆転負け。上位進出を狙うチームに「5位転落」という重い事実がのしかかった。