広島・長野久義外野手(35)が16日の中日戦(マツダスタジアム)で10日のヤクルト戦以来となる打点を挙げた。2点差に詰め寄られて迎えた6回二死満塁のチャンスに代打で登場し、藤嶋のフォークを巧みなバットコントロールで左前へ運んだ。左翼からの素早い返球でタイミングは微妙だったが、二塁走者・堂林が本塁で巧みな滑り込みを見せてセーフとなり、2打点を稼いだ。

 長野は「みんながつないでつくってくれチャンスだったので返すことができてよかったです。(堂林)翔太ナイスラン。ありがとう」とコメント。ここ3試合はベンチスタートが続いているが、ここぞの勝負強さで存在感を発揮した。