オリックス・杉本裕太郎外野手(29)が16日の楽天戦(ほっともっと神戸)で左翼上段に消える大アーチを放った。5回に相手先発・涌井のストレートをフルスイング。打球は左翼ポール際に高々と上がり、杉本は打席からその行方を見守った。楽天ベンチからリクエストがあったが、レプレー検証を経て本塁打と認められた。

「ラオウ」の愛称で知られる杉本は待望の今季第1号に「感触もよかったですし、距離も十分と思ったけど、フェアかファウルかギリギリのところだったので〝どうかな〟と思った。ホームランになってくれてめちゃくちゃうれしかった」と声を弾ませていた。