NPB再デビューのヤクルト・歳内 5回2失点で復活白星ならず

2020年09月16日 20時31分

NPB再デビューを果たしたヤクルト・歳内

 NPB再デビューも勝利はつかめなかった。元阪神で四国IL・香川からヤクルトに新加入した歳内宏明投手(27)が16日のDeNA戦(神宮)で先発マウンドに立った。一軍登板は2016年4月27日の巨人戦以来で1603日ぶり。6連敗中のチームの救世主として期待されたが、5回8安打2失点で新たな門出を白星で飾ることはできなかった。

 初回先頭の梶谷に中前打を許すなど毎回走者を背負う苦しい投球だったが、自身の粘りとバックの好守で4回まではスコアボードに「0」を並べた。すると裏の攻撃で4番・村上が13号先制ソロを放って援護。15年9月29日のDeNA戦以来の勝利投手となる権利をつかむまであと1イニングと迫ったが、肝心の5回は一死後に投手の上茶谷から戸柱、梶谷の3連打で追いつかれ、オースティンの犠飛で勝ち越しを許した。

 歳内は5回裏二死走者なしの第2打席で代打を送られてお役御免となったが「ヤクルトに入団して初登板で緊張はしましたが、今出せる最大限の力を出すことを考えて必死で投げました。何度かピンチの場面もありましたが、味方の守備にも助けてもらい、リズム良く投げることができました。4回の村上の本塁打で先制してもらった直後に失点を許してしまい、本当に悔しい気持ちですが、まずは投げられたことに正直ホッとしています」などと話し、随所に充実感をにじませた。