与田起用に我慢ならん!中日OBが一、二軍野手大シャッフル提言

2020年09月16日 06時15分

エース・大野雄(中)も打線の援護があれば…

 もう二軍の勢いを借りるしかない――。中日は15日の広島戦(マツダ)に3―6で敗れ、借金は再び5となった。6試合連続完投中だった先発の大野雄が初回に3ランを被弾するなどまさかの4回4失点KOされ、立ち上がりの失点が最後まで重くのしかかった。

 しかし、問題は野手陣の方だ。ここ10試合の平均得点はわずか2・8で、この日はアルモンテ、高橋、京田に一発こそ出たが、いずれもソロでタイムリーはなし。2併殺もあって打線はつながらず、2回無死一、二塁の好機を潰してしまった場面について与田監督は「うまくいかないところばかりを拾ってもしようがないので、あそこでヒットを打てた可能性もあるし、常にうまくいくわけではないので、また明日うまくいくようにするしかない」と野手陣をかばった。

 一方で二軍は打線が絶好調でウエスタン・リーグのオリックス戦(ナゴヤ球場)で6―4と打ち勝ち、連勝を8に伸ばした。あるOBは「二軍と比べて一軍は何をやっているんだ。もう我慢の限界だよ。打率1割台の控え野手がゴロゴロいるのに、ここまでほとんど入れ替えを行わないのはおかしいよ。8連勝と勢いに乗っている二軍の調子の良い若い選手をどんどん一軍に上げるべきだよ」と力説する。

 この日、スタメンを外れた控え野手8人中、井領の2割1分8厘を除き7人が打率1割台だ。それに対し、15日現在、二軍で根尾は打率2割6分8厘ながらチーム最多の4本塁打、渡辺は3割7分6厘、石橋は3割2分、ドラフト5位・岡林は3割3厘と好調だ。

 そのためOBや球団関係者の間では「一体いつまで打率1割台の控え選手を一軍に置いておくのか。今こそ8年ぶりAクラスに入るためにも根尾や岡林、石橋、渡辺といった若くて勢いのある野手が一軍に必要だよ。石垣だってウエスタン・リーグ首位打者(打率3割7分2厘)の成績をひっさげて一軍に再昇格(9日)したのに出場したのは代打で2試合だけ。これだけ使われなかったら調子も落ちてしまうし、なぜ使わないのか」と憤っている。今後、大胆な一、二軍の入れ替えが行われるかどうか、注目だ。