広島〝完投男〟中日・大野雄を4回4失点KO! 前回「オール右打線」不発の反省生きた

2020年09月15日 21時48分

3ランを放った鈴木(右)をたたえる広島先発・九里

 低迷中の広島が〝大野打ち〟で連敗脱出に成功だ。初回、中日の鉄腕エース・大野雄から無死一、三塁のチャンスを作るとホセ・ピレラ外野手(30)が右翼線への適時二塁打。陽気な助っ人の先制打で勢いづくと「いい流れでチャンスで回ってきたのでしっかり捉えることができてよかった」と鈴木誠也外野手()が特大の18号3ランを放って一気に4点を奪取し、8回には堂林がダメ押しとなる2点適時二塁打を決めた。

 この日は「大野雄対策」が的中した。1日の対戦では左投げの大野雄大に対して投手を含むスタメン9人全員を右打者にする大胆な策を打ったが、これが裏目に出て二塁すら踏めずに今季初の完封負け。そのリベンジとばかりにこの日は大盛、松山、坂倉、田中広の左打者4人を入れる打線を組み、これが成功。大野雄の連続完投試合を6で止めた。

 援護に恵まれた先発の九里亜蓮投手(29)もコンディション不良で離脱した会沢に代わってコンビを組んだ坂倉とも息ぴったりで6回1失点、自身連勝で4勝目をマークした。今度こそ、この白星を浮上のきっかけにしてもらいたい。