中日のソイロ・アルモンテ外野手(31)が、初回にラッキーなヒットで先制し、ビシエドの追加点も呼び込んだ。

 13日のDeNA戦(横浜)で「3番・左翼」で先発出場。初回に大島が内野安打、平田が四球を選び無死一、二塁で迎えた場面で、低めの変化球を叩くと、打球は二遊間へ。遊撃・倉本が捕球しようとし、併殺打かと思われたが、二塁ベースを直撃し、左翼グラウンドまで大きく跳ね上がってボールが転々としている間に二走・大島が一気にホームまで生還した。

 アルモンテは「内野ゴロでもおかしくない当たりだったのに、ベースに当たってくれて今日は運があるかもしれない。先制もできたし、神様のおかげです」と顔をほころばせた。

 続く4番・ビシエドも無死一、三塁で右犠飛を放ち、三走・平田がホームを踏み、2点目を追加。「少し低めのボールだったけど、なんとか犠牲フライになってくれて、最低限の仕事はできた。ナイスランをしてくれた平田にも感謝しているよ」と喜んだ。