巨人・原監督 V弾の〝孝行息子〟坂本に感謝「今は彼に育ててもらっているな」

2020年09月11日 22時46分

15号を放った坂本にエアグータッチをする巨人・原監督(右)

 まさに〝孝行息子〟だ。巨人・坂本勇人内野手(31)が11日のヤクルト戦(東京ドーム)で、恩師の原辰徳監督(62)に贈る決勝弾をかっ飛ばした。

 指揮官に球団歴代1位となる監督通算「1067勝」をプレゼントしたのは主将のバットだった。1ー1の8回一死、相手3番手・清水の直球を右翼スタンドまで運んだ。「ひと振りで仕留めることができました。投手陣が粘っていたので、いい結果になって良かった」と喜んだ15号ソロが決勝弾。川上哲治監督の記録に並ぶ「1066勝」をもたらしたのも、坂本自身初となる3打席連続本塁打だったが、〝神様超え〟も背番号6によってもたらされた。

 原監督は自らの通算勝利数そのものに関心は示さないが、ルーキー時代から強固な師弟関係で結ばれた坂本の成長ぶりには特別な思いがこみ上げた。

 試合後の会見では「最初は私が手塩にかけて育て、一緒になって泥んこになりながら練習した。しかし、ここ数年はもう彼を頼っていると。彼にこっちがお願いするような立場。昔は私が育てていたけど、今は彼に育ててもらっているなと頼もしく映っております」と賛辞を惜しまなかった。

 坂本のメモリアル弾でチームは引き分けを挟んで5連勝。貯金も今季最多の21とし、2位阪神とも9・5ゲーム差だ。リーグ連覇へ、勢いはさらに加速していきそうだ。