中日・阿部寿樹内野手(30)が11日のDeNA戦(横浜)でリードを広げる値千金の2点タイムリーを放った。

 1点リードの4回無死二、三塁で相手先発の井納の内角への真っすぐに詰まりながらも、しぶとく中前に落とし、11打席ぶりとなる安打となった。

 このところ本調子ではなく、前日10日の巨人戦(ナゴヤドーム)では5試合ぶりにスタメン落ちの憂き目にあった。この日は意地を見せた格好となり「チャンスだったので、なんとかしようと思っていました。その気持ちが、いいところに(打球が)落ちてくれたと思います」と安堵の表情を浮かべた。