ロッテ・澤村拓一投手(32)が11日のオリックス戦(ZOZOマリン)に移籍後2度目の登板。2―0とリードした8回無死二塁の場面で2番手として登場した。

 ロッテ先発の中村稔が7回までノーヒットノーランという快投を演じ、8回の先頭打者に初安打を許して降板。ここで「ピッチャー・澤村」との場内アナウンスに球場のボルテージは最高潮に。

 前回登板時はユニホームが間に合わず、背番号106という姿だったが、この日は背番号57の赤いユニホームに身を包み、オリックス打線の前に仁王立ち。

 最初の打者、西野に対してはいきなり3ボールとなり、球場内がザワついたが、そこから153キロ、155キロ、154キロの直球3つで空振り三振。前回から4者連続三振とした。

 続く伏見を遊ゴロ、西村を浅い左飛に打ち取り、この日も完ぺきな投球で無死二塁のピンチを切り抜けた。