西武ミラクルV3へ「上位食い」ノルマも…気になる最下位オリックスとの〝相性〟

2020年09月11日 06時15分

今季は波に乗り切れていない西武・辻監督

 最大10ゲーム差からのミラクルV3を目指す西武が、最下位・オリックスに手痛いしっぺ返しを食らった。

 10日のオリックス戦(メットライフ)に4―12と大敗し、借金は再び3。4カード連続勝ち越し中のチームの上げ潮ムードに水を差したのは先発・平井の3回6失点背信投球だった。

 辻監督は「チームも良くなってきたところだから、確かに今日の負けは痛い。ただ逆に気持ちを切り替えて負け越さないように、勝ち越せるように頑張りたい」。落ち込んでいる暇はなく、11日からの敵地・ソフトバンク3連戦を見据えた。

 残り51試合で8・5ゲーム離された首位・ソフトバンクに食らいついていくためには、この福岡3連戦に加え、週明けのロッテ3連戦(メットライフ)にいずれも勝ち越すことがミラクルへの絶対条件。その上で、上位2強がいずれも「9」「10」と貯金を荒稼ぎしている最下位・オリックスを容赦なく〝銀行化〟していかなければ希望の光は消えてしまう。

 西武は中嶋監督代行のもと、来季への再建モードに入っているオリックスとはここまで7勝7敗1分けの五分と苦戦中。9月反攻の試金石となるソフトバンク、ロッテ戦に負け越すようなことがあればまずジ・エンドだが、そこで勝ち越した上で今月、敵地で2カードの対戦があるオリックス戦に6戦全勝、または5勝1敗ペースで貯金を作れなければ、勝負の10月はやってこない。