今季3勝目とはならなかった。DeNAのマイケル・ピープルズ投手(29)が10日の阪神戦(横浜)で今季6度目の先発マウンドに立ち、4回を78球、8安打5失点。3点のリードを許したまま降板したものの打線が5回に同点へと追いつき、黒星は逃れた。

 ここまでは2試合連続で中継ぎ登板に回っていた。8月28日のヤクルト戦(横浜)以来となる先発登板となったが、安定感を欠いた。2―2の同点となった4回には代打・陽川に高めに浮いたカットボールをとらえられ、3ランを被弾。降板後の右腕は「全体的にボールが高かったです。味方が点を取ってくれた後は、どんな形でも点を与えることは避けなくてはいけなかったですし、踏ん張らなければいけなかったです。基本に戻り低めにボールを集めることを意識して次回登板まで調整したいです」と振り返っていた。