鷹の大砲デスパイネついに点火!グラシアルとの相乗効果でV一直線

2020年09月10日 06時15分

チームを勝利に導いたデスパイネ

 ついに昨季36本塁打を放った大砲のバットが点火した。ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(34)が、9日の楽天戦(楽天生命)で今季1号を含む2本塁打4打点の大暴れでチームを勝利に導いた。

 今季は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、日本への再来日が大幅に遅れた。左ヒザ違和感での再調整もあり、この日が5試合目の出場だった。「たくさん打点を挙げたい。本塁打だけではなく、ヒットなどで走者を返すことが一番大事」と力をこめた。

 キューバコンビが〝相乗効果モード〟でチームをV奪回へ本格けん引しそうだ。特にデスパイネは体重増が懸念されたりマイペースなところもあるが、かねて「グラシアルが活躍すると、負けじと打つ印象がある。やはりそこは負けてられないという気持ちがあるのだろう」(チーム関係者)とも言われてきた。

 デスパイネは言わずと知れたキューバのスター。かたやグラシアルは長らくグリエル(現アストロズ)の陰に隠れた存在でもあった。今では考えられないことだが、ソフトバンク入団時も助っ人のサブとしてだった。年齢はグラシアルが上でもデスパイネには敬意を払っており、同じチームでのプレーには刺激も受けているようだ。関係性が良好な中で、お互いが絶妙なプラス作用を生み出していると言える。

 本気モードのデスパイネの集中力は驚異的なものがある。わずか3試合で左ヒザの違和感により再調整となったものの、ファームで打率7割1分4厘(14打数10安打)をマークして一軍に再昇格してきた。現在、7本塁打のグラシアルに負けじと大暴れしてくれそうだ。