中日・平田良介外野手(32)が「2番・右翼」で5試合ぶりにスタメン出場。3回の第2打席で田口から二塁打を放ち、史上307人目となる通算1000安打を記録した。

 9月1日の広島戦(ナゴヤドーム)の第3打席で王手をかけて以降、15打席も足踏みが続いていたが、この日の3回だ。

 1点を追う一死一塁で田口が投じた123キロのスライダーを振り抜くと、打球は左中間フェンスを直撃。二塁へ悠々と到達すると、記念の花束を受け取った。

 16打席ぶりの安打に「スライダー。とにかく打てる球だけを打とうと思って思い切り振りました。(1000安打は)長い時間がかかりましたが、これからも1本でも多くヒットが打てるように頑張ります」と気を引き締めた。