巨人・坂本勇人内野手(31)が9日の中日戦(ナゴヤドーム)で先制の12号2ランを放った。

 勝てば原辰徳監督(62)が監督通算1066勝と川上哲治氏の持つ球団歴代1位記録に並ぶ一戦。3回一死二塁で坂本は竜先発・岡野の9球目、144キロの外角直球にフルスイング。逆方向の右中間スタンドに豪快に叩き込んだ。

 これで15試合連続安打と一時の不調から完全に脱したキャプテンは「
久しぶりに感触のいいホームランが打てましたね! 」とニッコリ。指揮官のメモリアル勝利を引き寄せる貴重な先制点となった。