竜打線がエース・大野雄を見殺し G菅野に沈黙の25イニング連続無得点

2020年09月09日 00時04分

竜のエース・大野雄はG打線を2点に抑えたが…

 中日打線がエースを見殺しにした。8日の巨人戦(ナゴヤドーム)で先発・大野雄大投手(31)が9回2失点と好投しながら打線の援護に恵まれず中日は0―2の完封負け。首位・巨人との差は今季最大の11・5ゲームに広がった。

 9回表を三者凡退に打ち取ってベンチに引き揚げる大野雄にスタンドからは温かい拍手が送られた。2点を許したものの6試合連続完投とこの日もエースらしい投球を披露。それでも大野は「対戦する前からなかなか点を取れる投手じゃないというのはわかってましたし…。その中で僕が先制点を取られてしまったことが負けた原因でしょう」と敗戦の責任を一人で背負い込んだ。

 今季2試合連続完封負けを喫している巨人先発・菅野の前にこの日も7回まで0行進。8回は中川、9回もデラロサに抑えられナゴヤドームの竜党が沸く瞬間は一度も訪れなかった。

 中日が記録した6安打のうち2安打は「僕だってバット持っているんやし、必死にいきました」という大野雄のバットによるもの。「少ないチャンスであと一本というところでストライクとボールの出し入れなど、うまさとギアを入れられ力負けした部分はある。仕留めきれなかったことなど自分たちの課題をできるようにやっていきます」と村上打撃コーチは反省の弁を述べたが今季、菅野の前に25イニング連続無得点というのはあまりに情けない。点差以上にチームの力の差が見えたゲームだった。