過去に3度のノーヒッター未遂を演じている西武・西口文也投手コーチ(47)が8日のオリックス戦(メットライフ)での高橋光成投手(23)の1安打完封劇を称賛した。

 偉業にあと3アウトと迫った高橋に西口コーチは「2アウトまで行けよ!」と言って9回のマウンドに送り出し、その先頭、代打・西野の初ヒットを見届けた。

 試合後、同コーチは「できるものならやってほしかったというのが本音。ただ、ヒットを打たれた後に完封できたのが大きい。投球内容としては言うことはない。ここ最近はいい投球が続いている。次の試合が今まで以上に大事になってくる。このような投球を続けていけば、もっともっと勝てる投手になると思います」と語り、背番号13の後継者に大きな期待を寄せた。