NPBとJリーグが入場制限の緩和要望書を政府に提出「2万人か収容人数の50%」

2020年09月08日 14時28分

 プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)とJリーグは8日、オンラインで合同会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大によって現在上限5000人となっている大規模イベントの入場制限について、2万人または収容人数の50%のどちらか少ない方への緩和を求める要望書を政府に提出したと発表した。

 要望書はNPBの斉藤惇コミッショナー(80)とJリーグの村井満チェアマン(61)よる連名でメールで提出し、今後改めて郵送でも提出する。

 9月に入って感染者数が減少傾向にあり、入場者数を段階的に増やしながら感染拡大の防止も可能と判断。斉藤コミッショナーは「時間が経ってどうしたら感染が広がりにくいか、学んできたことがたくさんある。特に『3密』をやらない、マスク、手洗いを励行をすればかなり防げることも分かってきた。Jリーグさんと一緒にやっている『新型コロナ対策連絡会議』で専門家の先生方からも、そろそろ見直してもいいのではないかとご意見を賜っている」

 村井チェアマンも「地域の感染状況が異なるが、クラブの裁量範囲を一段階引き上げることで柔軟に対応できると考えている」と語った。

 Jリーグでは独自基準として、まずは収容率30%程度を上限とする方針も示し「クラブが自主的な安全管理を見極めながら増やしていくというステップを踏む。いきなり2万人とはならない可能性がある」と感染状況や会場運営などを考慮しながら徐々に入場者数を増やしていく予定だ。アルコール飲料の販売は当面見合わせる。

 政府は5000人の収容制限を9月末まで維持する方針を示しているが、11日に行われる政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で緩和が前倒しされる可能性もある。