堀内恒夫氏が阪神・藤浪に熱血エール 矢野監督の〝鬼采配〟には「どこまで投げさせるのかと」

2020年09月06日 16時47分

堀内恒夫氏

 元巨人監督の評論家・堀内恒夫氏が5日、ブログを更新。同日の阪神―巨人戦(甲子園)に登板し、球団ワーストの11失点と大炎上した阪神・藤浪晋太郎投手へ熱い復活エールを送るとともに、矢野采配への疑問も投げかけた。

 普段は巨人選手について思いをつづることが多い堀内氏だが、この日真っ先に言及したのは、虎の迷える19番。5回途中9安打6四球11失点という投球内容に「彼1人で11失点 厳しいことを言ってしまえば まだ1軍で投げるピッチングではないよね」と率直に評した。

 堀内氏は藤浪の課題について「フォームが安定していない」「精神的に安定していない」と2点を指摘。3回、丸に押し出し四球を与えた場面を振り返り、「首を振って投げたボールがスライダー 藤浪くんは かわしてやろうと 思ったんだろうね」と推察しつつ「俺は梅野くんを信じてあげて欲しかった」と残念がった。

 一方で「でもスピードはあるし 彼本来の1個1個のボールは 一級品ですよ。 素晴らしいボールを持ってる ピッチャーだよね」と藤浪の素質については高く評価。返す刀で5回まで〝さらし投げ〟させた矢野監督の采配にも鋭く斬り込んだ。

「3回に5点取られた その裏の阪神の攻撃で 藤浪くんがバッターボックスに 立った時は驚いたよ もう7点取られてんのに どこまで投げさせるのかと。 11点取られるまで マウンドに立つって そりゃシンドイことですよ」と右腕の心中を慮り、「ここは矢野監督に聞かなきゃ その真意はわからない」と疑問を投げかけた。

 その上で堀内氏なりに虎指揮官の思いを推察。「連戦が続くから 無駄にピッチャーを使いたくない。 それもあるかもしれない。 でも俺は、こう思ってみてたよ。 藤浪くんは 高校野球からエリートできている。 でも今は過去から背負ってきた そのプライドを捨てなさい。 どん底を味わわせる そのための11失点だったんじゃないかと」とした。

 最後は「今やり直さないと 本当に終わっちゃうよ」とズバリ。「これはね、ウチの澤村にも言えること。 2人とも、 本当にいいボールを持っているのに 自滅しようとするから頭にくる。」と巨人の後輩の尻も叩きつつ、「仮に1軍の登録を抹消されても 必ずや這い上がってくるように。 藤浪くんの 本当の意味での復活を 期待していますからね。」と温かい言葉で結んだ。