中日〝W木下〟発奮で3連勝! 上昇気流に与田監督「選手が力をつけてきた」

2020年09月06日 01時15分

中日の投手・木下雄(左)と捕手・木下拓

 中日は「W木下」の活躍もあって3連勝を飾り、上昇気流に乗ってきた。5日のヤクルト戦(神宮)で延長10回の末に3―1で接戦を制し、2カード連続の勝ち越しを決め、借金を2まで減らした。

 先発・松葉が6回途中まで無失点と好投。勝ち投手の権利を持って降板したが、1点リードの8回に3連投の4番手・福が同点を許してしまった。それでも1―1の延長10回に先頭で途中出場の木下拓が左前打を放って出塁。その後、二死一、三塁の好機をつくると、武田の大きな中飛に敵失が絡んで2点を勝ち越し。10回は木下雄がマウンドへ立ち、1回を1安打無失点に抑え、育成出身の4年目でプロ初セーブを飾った。

 まさに〝木下バッテリー〟でもぎ取った勝利。どちらがヒーローとなるか注目されたが、好リードもあった木下拓がインタビューに立って「(7回から出場したときは)1点勝ってたので点を取られないように頑張ろうと思ったけど、8回に取られたので何とか次の点をやらないように粘れたのが良かったです。(10回の安打は)何が何でも塁に出ようと思って打席に入った。簡単にアウトになって相手に流れが行かないようにしつこく行こうと思っていて結果、ヒットになって良かったです」と喜んだ。

 与田監督は木下拓に対して「やっぱり先頭バッターとして、よくチャンスメークをしてくれたと思う」と言えば、木下雄については「あそこで木下(雄)を行かせようと思わせるようなこれまでの投球もそうだし、普段の取り組みもそうだし、二軍であそこまでスタッフを含めてよく力をつけさせてくれたなと感謝ですね」と目を細める。

 この日は4回のビシエドの先制打や9回一死満塁のピンチを守護神のR・マルティネスが無失点で切り抜けるなど6人の継投もあり、勝利を呼び込んだ。指揮官は「「昨日(4日)も逆転勝ちだし、今日も(同点で)踏みとどまって、すごくいい勝ち方をした。選手がよく頑張って力をつけてきたと思う」と納得顔だった。