DeNA・山崎康晃投手(27)の調子が戻らない。シーズン途中から不調のため中継ぎに配置転換された右腕は、4日の広島戦(マツダ)で4点リードの7回から4番手として登板したものの、この日も苦しい投球に終始した。

 イニング先頭の菊池に二塁打を浴び、その後も四球を与えて一死一、二塁のピンチを招くと松山に中前適時打。さらに一死満塁としてからは長野に右翼へ2点適時二塁打を放たれ、1点差に詰め寄られた。

 2015年のルーキイヤーから、ここまでマツダスタジアムでの登板は無失点に抑えてきた。しかし、この日は1イニングを投げ、3安打2四球3失点。同球場で28試合目の登板にして初の失点を喫した。「ハマの守護神」として長きに渡って君臨してきた背番号19が長いトンネルから抜け出せずにいる。