鷹8連勝でストップ 千賀がオリ山本とのエース対決に完敗「申し訳ない」

2020年09月01日 21時33分

6回、押し出し四球などで3点を失った千賀

「頂上対決」に屈した。ソフトバンクのエース千賀滉大投手(27)が1日のオリックス戦(京セラドーム)に先発。7回途中4失点で3敗目を喫し、チームの連勝が8でストップした。

 2週連続となったオリックスの山本由伸投手(22)との投げ合い。先週は7回零封の快投で相手の若きエースに完勝。チームの9連勝がかかるゲームで2連倒を目指したが、雪辱に燃える山本にやり返された。

 5回まで2安打に封じ、球数は70と快調に飛ばしていた鷹のエース。暗転したのは6回だった。先頭から2者連続でストレートの四球。次打者の三塁線へのバントが安打となり、無死満塁のピンチを背負う。互いに無得点の展開。投手戦で先に点を失うことは勝敗に直結する。迎えるは4番・吉田正。4球目の直球が高く浮くと、中堅へはじき返され先制の2点打を献上した。その後、二死までこぎ着け、傷口を最小限に止めるかと思われたが、連続四球で押し出し。重たい3点となった。千賀は7回、再び吉田正に適時二塁打を許したところでマウンドを降りた。

 試合前日、千賀は「今は野手の方々がすごいので、自分が試合を壊さなければいい戦いができる」と語っていたが、この日は「1点勝負」の投手戦。「今日のような試合展開で先制点を与えてしまったということが一番の反省点。試合を壊してしまい申し訳ない」と、うなだれた。

 戦前、工藤監督も「いい投手からはなかなか点が取れない」と相手エースを警戒。「足を絡めるというよりも、打つ方でつながりを持たせる方がいいのかなと思っている」と1番から中村晃、柳田、グラシアルと山本から今季本塁打を放っている3人を並べた。頭から重圧をかける狙いだったが実らず、山本の前に7回散発の2安打に封じられた。