巨人の〝打てる捕手〟大城卓三捕手(27)がエース・菅野に最高の援護点をもたらした。

 1日のDeNA戦(東京ドーム)は4回表まで両軍1安打無得点の投手戦。均衡を破ったのはエースの女房役・大城だった。0―0の4回二死一塁で大城はDeNA上茶谷の2球目、高めに抜けた120キロのチェンジアップにバットを一閃。ピンポン玉のように弾かれたボールは、右翼スタンドバルコニー席に飛び込む特大の6号2ランとなった。

 G首脳陣が「打てる捕手」としての期待する背番号24は「何とか先に点を取りたかったし、先制点は試合を有利に進められる。菅野さんですしね」とニッコリ。開幕10連勝を狙うエースにとってもこれ以上ない援護となった。