西武3連覇は絶望的か…埋まらぬ秋山の穴とハムの壁

2020年08月31日 14時58分

辻監督の表情も晴れない

 パ・リーグ2連覇中の西武が30日の楽天戦(楽天生命)にメヒアの7号逆転3ランによって3ー2の勝利。実に6カードぶりの勝ち越しを決め、120試合の変則シーズンを26勝32敗2分け(借金6)の5位でターンした。

 首位・ソフトバンクに10ゲーム差。2位・ロッテに7ゲーム差という厳しい展開だ。西武が残り60試合を2勝1敗の40勝20敗ペースで行っても、到達できるのは66勝52敗2分けの勝率5割5分9厘。現在、投打がガッチリかみ合い8連勝中の宿敵・ソフトバンクに落ちてくる材料はなく、仮に残り58試合を5割で終えたとしても西武は同率で並ぶのが精一杯。リーグ3連覇の可能性は限りなくゼロに近づいている。

 その要因は先発陣にこれといった軸がいないこと。1番・秋山が抜け新たな打線の形を見つけらない攻撃面の不振だが、対戦別で見れば、昨年まで勝ち越していた〝お客さん〟の日本ハムに3勝9敗(勝率2割5分)と大きく負け越していることが響いている。

 特に打線はここまで12試合で対戦打率2割3分9厘と日本ハムバッテリーに抑え込まれており得失点差(45得点、63失点)のマイナス18は対戦5球団の中で最大となっている。

 ここからサプライズを起こすためには上位を直接叩くことはもちろん、中でも〝苦手〟日本ハム戦での巻き返しが絶対条件となってくる。