ソフトバンク・柳田が「半沢直樹」テーマ曲で20号!〝倍返し〟のノロシ

2020年08月30日 18時59分

20号2ランを放った柳田

 怒涛の8連勝だ。ソフトバンクが30日の日本ハム戦(ペイペイ)に8―5の逆転勝利。貯金を今季最多の14とした。

 開幕6連勝中の石川が初回にいきなり4点を先制される衝撃の幕開け。その直後だった。主砲のバットが快音を響かせムードを一変させる。

 1回裏一死一塁で普段とは異なりドラマ「半沢直樹」のテーマ曲で打席に登場した主砲・柳田悠岐外野手(31)がこちらも4連勝と好調・バーヘイゲンが投じた155キロのツーシームを弾丸ライナーで逆方向へ運ぶ。打球は左中間ホームランテラスのフェンス最上部のバーにぶち当たり、スタンドに飛び込んだ。

 本塁打キングを走る日本ハム・中田に1本差に迫る20号。“やられたらやり返す”とばかりに2点を返して「倍返し」へのノロシを上げた。

「丁寧に真っ芯で捉えられました。相手の投手の球が速いので、それを利用できたのかなと思います。(ツーシームで)動きますけど、しっかりタイミングを取って集中していけたかなと思います」とうなずいた。

 さらに3回の第2打席では無死一塁から左中間を破る二塁打を放ちチャンスを拡大。グラシアルの適時打、そして栗原の同点犠飛を呼び込んだ。

 主砲が突破口を切り開いて火がついた打線は、4回に中村晃の4号2ランで勝ち越し。5回にはグラシアルの2号ソロで追加点を奪う一発攻勢で逆転勝利を決めた。

 柳田にとってこの日、登場曲に使用した人気ドラマは原動力の一つだ。「今日(日曜日)は『半沢直樹』(の放送)があるので。それをモチベーションに頑張りました。毎週、欠かさず見てます。見れない時は録画して次の日に見るという感じです」とニヤリ。来週以降も週末にホームゲームが続くことから、ドラマが放送される日曜限定で「半沢直樹」のテーマ曲を打席に入る際に流して気分を高めていくつもりだという。

 昨季は大きな故障があり、わずか38試合の出場にとどまった。そこからの逆襲を目指す2020年シーズンはここまで全試合に出場して打率3割5分2厘、20本塁打、50打点。現時点でも本塁打や打点は〝倍返し〟を決めている。本人は「そういうつなげる感じじゃないんで」と苦笑いを浮かべつつも「まあ、でも、去年、試合に出てないのでレギュラー獲るつもりでというのは毎日毎日、胸に刻んでプレーしてます」と力を込めた。

 主砲の力で華麗な逆転劇を決め、8連勝を飾った工藤ホークス。2位・ロッテとのゲーム差を3に広げ、貯金も今季最多の14となった。このまま3年ぶりのV奪回に向けて突っ走る。