首相辞任表明の日にアベノマスターが一撃…風向き一変? 中日は〝政変〟の年に優勝するんです!

2020年08月29日 05時15分

喫茶店のマスター?的な風貌の中日・阿部

 今年は中日に奇跡の大逆転優勝が起きる⁉ 中日は28日の巨人戦(東京ドーム)に5―3で逆転勝ちし、連敗を3でストップ。負ければ自力優勝の可能性が消滅するピンチだったが、崖っ縁で踏みとどまった。与田監督は「(阪神に3タテされた)甲子園での悪い流れをなんとか断ち切りたいと今日移動してきたが、選手一丸となってのこの勝ちは大きい」と喜んだ。

 とはいえ28日現在、首位・巨人に7・5ゲーム差をつけられての4位。今カードで巨人に一つでも負ければ、自力Vが消滅する危機は変わらない。ところが、球団内では奇跡の優勝を信じて疑わない声が後を絶たない。それは28日に安倍晋三首相が首相官邸で記者会見し、総理大臣辞任を表明したからで、これまで「政変があった年には中日が優勝する」という奇妙なめぐりあわせがあるためだ。

 実際、中日の過去9度のリーグ優勝の年のうち、実に6度も〝政変〟が起こっている。いずれも中日が優勝した年である1954年は吉田茂内閣退陣、74年は田中角栄内閣退陣、82年は鈴木善幸内閣退陣、06年は小泉純一郎内閣退陣、10年は鳩山由紀夫内閣退陣、11年は菅直人内閣退陣、そして今回の安倍首相の辞意だ。

 球団関係者は「バカバカしいと思われるかもしれないけど、これだけの確率で中日が優勝しているのは本当に何かあるのかもしれない。信じる者は救われるではないけど、今年はここからミラクルが起きて優勝できる年だと信じてみようと思う」と真面目な顔で話している。

 くしくもこの日のヒーローは〝アベ〟だった。3―3の7回一死一、二塁で右中間を破る値千金の2点適時二塁打を放ち、これが決勝点となった。「チャンスで回ってきたので後ろにつなぐ気持ちでいった結果が良かった。何とか(打球を)上に上げて併殺だけは嫌だったので確率的に右打ちの方がいいかなと思ってやった」と、してやったりの表情を浮かべた。

 安倍首相が辞意を表明した日に、中日では阿部が活躍したのも偶然なのか、必然なのか…。アベノマスクならぬアベノマスターの一撃。いずれにしても中日がここからミラクル大逆転優勝を果たすのかどうか気になるところだ。