ソフトバンク・工藤監督の育成プランが成功 笠谷が先発でプロ初白星

2020年08月28日 11時00分

2勝目を挙げた笠谷。右は甲斐

 ソフトバンクの笠谷俊介投手(23)が27日のオリックス戦(ペイペイドーム)に先発し、5回を2安打1失点に抑える好投で2勝目を挙げた。今季12試合目の登板で先発は6度目だが、これまではショートスターターだった。先発としてのプロ初白星に「うれしいです。もっともっと高めていきたい」と力を込めた。

 これに満面の笑みを浮かべたのが工藤監督だ。計画通りの“育成成功”だったからだ。当初は2回7失点KOを食らうなどショートスターターとして連敗。そんな中でも指揮官は「ボールの一つひとつはいい」とエール。人材豊富なチームにあって二軍も含め「他にも投手はいるのだが…」との声がありながらも、起用してきた経緯があった。

 その結果、8月は17イニングを投げて防御率0.53。もともとショートスターターから自信や経験をつけさせてイニングを伸ばす予定で、初めて5回を投げ切ったこの日も「そろそろいいかな」と“解禁”したものだった。期待の左腕の成長に、工藤監督は「その計画で進んでいったので」と話すと「自信を持ってくれていいと思う。これからもイニングを伸ばせるようにしてくれたら」と続けた。