捕手が次々と…巻き返し図る広島の厳しい現状

2020年08月27日 23時07分

担架で運ばれる石原慶

 次々と災難が降りかかっている。広島は27日のDeNA戦(横浜スタジアム)に2―3で逆転負け。先発のK・ジョンソンは6回3失点の粘投も、打線がDeNA投手陣を攻略できなかった。最下位ヤクルトが敗れたため5位のままも、借金は5に膨らんだ。

 佐々岡監督はDeNA先発の井納に3連敗したことに「あと1点、あと1点というふうにやっていったんだけど、打ち崩せなかった」と話し「また地元に帰ってからやり返したい」と前を向いた。浮上の目がつかめない広島だが、状況はますますシビアになりつつある。

 この日、試合前練習に会沢が姿を見せず、登録はされたままベンチ入りしなかった。松原チーフトレーナーは「体調不良ではなくコンディショニング不良で外れてます。明日以降についてはコンディショニング不良の箇所の状態を見て決めます」と説明した。

 また試合中にもアクシデントだ。5回の先頭で打席に立った石原慶が放った打球は高く弾み、一塁まで全力疾走する途中に顔をゆがめ、一塁ベース手前で転倒。倒れ込んだ石原慶は左足を抱え、自力では立ち上がれずそのまま担架で運ばれた。

 同チーフトレーナーは「走塁中に下半身にケガがあったので、途中交代しました」と話し、病院にも行く予定だという。

 正捕手の会沢が万全ではなく、ベテランの石原慶もケガ。現在、一軍捕手は磯村、坂倉の若手だけで、ここからの巻き返しを図る広島を取り巻く状況はますます厳しくなっている。