日本ハムの大田泰示外野手(30)が27日、西武戦(メットライフ)に「1番・右翼」で先発出場し、2点リードの2回二死二塁の場面で、第7号の2ランを放った。

 この日2打席目を迎えた大田は、相手先発・本田の投じた4球目、142㌔の直球を上手く捉えると、打球は力強く伸びて右翼スタンドへ一直線。初回に先制2ランを放った主砲・中田に負けじと、先発・河野を援護する貴重な追加点を獲得した。大田は「走者が二塁にいて、追加点が欲しい場面だったので、コンパクトに振ることを意識して振ったことが、最高の結果になってくれてよかったです」とコメント。

 ベンチでは恒例のパフォーマンスも。ここ最近のチーム内では、ベンチ内で待機していた選手やコーチが、一発を放って生還した選手と共に中継カメラを真顔で見つめ続ける〝真顔パフォーマンス〟が流行しているが、この日は選手ではなく、なぜかジョニー・セリス通訳(スペイン語担当)が待機。ベンチに戻ってきた大田は驚きながらも、ジョニー通訳の頭を「ポンポン」と軽くたたくと、同氏は恥ずかしそうな表情を浮かべながらベンチ奥に退散。いつも以上に微笑ましいパフォーマンスとなった。