中日・根尾見えた一軍再昇格「前回のようにはならない」竜OB太鼓判

2020年08月27日 05時15分

根尾は二軍で確かな成長を見せている

 中日・根尾昂内野手(20)が一軍再昇格へ向けて牙を研いでいる。

 4日に今季初昇格し、一軍の壁に苦しみながらも11日の広島戦(マツダ)でプロ通算17打席目にして初安打を記録。しかし、その打席以降チャンスはなく13日に出場登録を抹消された。

 それから二軍戦では好調をキープ。26日現在、8試合で35打数9安打、打率2割5分7厘、4打点の成績を残し、特に25日のオリックス戦(オセアンBS)ではプロ初の4安打&決勝タイムリーの大活躍で爆発力を見せた。

 この変貌ぶりは二軍だからなのか。二軍の事情に詳しいOBはこう解説した。「本当はやっとプロ初安打の重圧から解放された根尾の打撃をそのまま一軍で見てみたかったけど、今の根尾は本当に調子がいい。今度一軍に上がっても前回のようなことにはならないと思う。仁村二軍監督もいつでも一軍へ上げて大丈夫な状態とみている。これは一軍でプロ初安打を経験して間違いなく根尾にとってプラスになった。(15打数1安打、打率6分7厘と)かなり精神的にもつらい思いをしたと思うけど意味があった」。一軍の経験が根尾を変えたようだ。

 根尾が一軍再昇格した場合は外野での出場となりそうだが、もっか二軍では遊撃を含めて内野のポジションに就いている。前出のOBは「外野だとプレッシャーがかからないから仁村監督はあえて内野をやらせている。それだけ、もう外野の守備にはメドがついたということ。一軍のチーム状態によるけど、早ければ9月1日からの本拠地ナゴヤドームでの広島戦か、同4日からのヤクルト戦(神宮)辺りで再昇格の可能性もある」とみている。

 中日は5カード連続勝ち越して乗り込んできた甲子園での阪神3連戦で、26日は3―11と惨敗で2連敗を喫して4位に転落。根尾というカンフル剤投入のタイミングがいつなるのか楽しみだ。