巨人・原監督 背信リリーフの桜井に全開ボヤキ「〝勝ち運の輪〟に入らないと」

2020年08月26日 23時51分

原監督のボヤキの矛先は…

 桜井よ「輪」に入れ! 巨人・原辰徳監督(62)が独特の表現で悩める右腕を鼓舞した。

 26日のヤクルト戦(神宮)は序盤から荒れた展開も、終わってみれば12―5の圧勝だった。プロ初登板初先発のドミニカン右腕・ディプランが1回3失点KOを喫したが、打線が奮起。前日に記録した今季最多安打18を更新する20安打の猛攻だった。

 4番手で登板した高梨に、巨人移籍後初の白星が付いたが、やはりゲームを大局的に見ている指揮官としては物足りない。この日、ヤリ玉に挙がったのは、その高梨の前に登板した桜井俊貴投手(26)だった。

 昨年、キャリアハイの8勝を挙げ、先発投手枠を確実なものとしたはずだったが、今季は安定感に欠け、現在はロングリリーフの役割を担っている。この日もそのポジションを託されたが、2イニング目に入った1点リードの5回、先頭打者に安打を許すと、続く1番・坂口に逆転2ラン。山田哲にも左越え二塁打され、3連打を食らったところで降板となった。

 試合後、報道陣から攻撃面の質問を受けていた原監督だったが、腹に据えかねたのか、スーッと桜井への苦言へと話題を移した。

「まあ、桜井が1イニング3分の0ではね。何のために彼に役割を持たせたのか、(一軍に)上がってきているのか…。ロングリリーフできるというね。あそこらへんがちょっと、リリーフ陣には負担をかけたなという気はしますね」

 しかし、こうボヤくのも、昨季の〝いい桜井〟を知っているからこそ。報道陣が高梨へと話題を移したが「桜井はできる選手と思うんだけどね。あそこはやっぱり2イニング、3イニング投げ切ってくれると非常に良かったんですけどね」と続けた指揮官は「あのう…」と間を取り、こう締めくくった。

「(桜井は)〝輪〟に入らないとね。〝勝ち運の輪〟に入れないと」降板した回の直後に再逆転しているだけに、その流れになぜ乗ってこないのか、との思いだろう。

 果たして、桜井が調子を上げ、巨人の〝ラッキーサークル〟に入れるのはいつになるのか――。原監督はその時を待っている。