エース復活!鷹・千賀が今季初の無失点投球 それでも「7回までしか投げられず情けない」

2020年08月25日 21時48分

笑顔も控えめのソフトバンク・千賀(右)

 エース復活だ! ソフトバンクの千賀滉大投手(27)が、25日のオリックス戦(ペイペイ)で快投を見せた。最速159キロの直球にフォークも冴え、相手打線を寄せつけず。7回を投げて2安打無失点に封じた。

 唯一のピンチは7回。3つの四球で二死満塁としたが、ロドリゲスに3球連続でフォークを投じて3球三振に打ち取りピンチを脱出した。

 初登板となった7月7日の楽天戦(ペイペイ)から、8戦目にして今季初めて無失点でマウンドを降りた。「チームに勝ちがつく投球がしたいと思ってマウンドに上がりました。試合前にいいミーティングができたし、試合の中でも(甲斐)拓也がいいリードをしてくれた」とニッコリ。その一方でエースとして「7回までしか投げることができなくて情けないです。次はもっといい投球ができるようにしっかりと準備します」と反省も口にした。

 前回18日のロッテ戦(ZOZOマリン)では12安打を浴びて6失点で黒星。11日のオリックス戦(ペイペイ)でも勝ち投手にこそなったが、味方の失策が絡む中で1イニングで一挙6点を失うなど不安定な投球が続いていた。そんな中で強い思いを抱いて臨んだマウンド。登板前日には「しっかりいい投球をできるようにするだけ。それだけです」と繰り返した。多くを語らず静かに闘志を燃やしていたエースは見事に結果で応えた。

 打っては頼れる助っ人・グラシアルが山本から5回に今季1号アーチ。ロボット応援団が陣取る左中間席に突き刺す特大の当たり。1台およそ800万円の四足歩行型ロボット「Spot(スポット)」が掲げる旗をかすめる一発となった。「手応えは完璧でした。久しぶりの本塁打だったので、とても気持ち良かったよ」と笑顔を浮かべた。

 エースが復調し、遅れてきた主砲の一発が飛び出し3連勝。いよいよソフトバンクがその力を発揮する。